「プレシーズンゲーム、阪神3-0ドジャース」(16日、東京ドーム) ドジャースは阪神相手に完封負けを喫したが、グラウンドでフレディ・フリーマン内野手、タイラー・グラスノー投手の紳士的な行動がファンの感動を呼んだ。 フリーマンは四回1死から…
「プレシーズンゲーム、阪神3-0ドジャース」(16日、東京ドーム)
ドジャースは阪神相手に完封負けを喫したが、グラウンドでフレディ・フリーマン内野手、タイラー・グラスノー投手の紳士的な行動がファンの感動を呼んだ。
フリーマンは四回1死からの第2打席、才木の変化球にスイングをかけたが、ファウルチップとなり、ワンバウンドして阪神の捕手・坂本の下腹部に当たった。
そのまま前のめりになって悶絶する坂本を見たフリーマンは、優しく腰をたたいてあげた。坂本が体を起こすと背中をさすり、笑みを浮かべて言葉をかけた。
フリーマンはドジャースきってのジェントルマンとして知られる人格者。常に相手への敬意を払う姿勢が、米ファンの胸を打つ。昨年、三男のマックス君がギラン・バレー症候群を罹患した際には看病のためチームを離脱。それでも復帰した試合ではファンからスタンディングオベーションで迎えられ「泣きそうになった」と語っていた。
さらにグラスノーは試合後、教えを請うために通訳を伴ってきた阪神・才木に丁寧に対応。カーブの握りを教えてあげる様子が米中継局のカメラにも抜かれた。才木も「すごくいいこと聞けたなと思います。変化球の話です」と語った。
このシーンに日本のファンからは「フリーマンとグラスノー本当に熱い人、好き」「今回の試合でフリーマンとグラスノー好きになったわ」「フリーマンと坂本の掛け合い泣ける。紳士な対応。フリーマンも坂本もほんまに人がいいのがもう全面に出てる」「グラスノー投手さんめっちゃいい人!ありがと~!一瞬で好きになった」と反響の声がわき起こっていた。