「ACNエキスポ駅伝」(16日、万博記念公園~夢洲) 史上初となる実業団と大学のトップチームが激突する大会が行われ、実業団と大学の計16チーム(選抜チーム含む)が吹田市の万博記念公園から大阪市の夢洲までの7区間54・5キロで争い、トヨタ自…

 「ACNエキスポ駅伝」(16日、万博記念公園~夢洲)

 史上初となる実業団と大学のトップチームが激突する大会が行われ、実業団と大学の計16チーム(選抜チーム含む)が吹田市の万博記念公園から大阪市の夢洲までの7区間54・5キロで争い、トヨタ自動車が2時間32分48秒で1区から1位をキープする完全優勝を飾った。2位は富士通で実業団がワンツー。大学最上位は国学院大で3位に入った。

 1区で吉居大和が駒大、青学大との3つ巴の先頭争いを制して、歴史的な区間賞でスタートすると、2区の野村優作が首位を堅持。3区にはハーフマラソン日本記録保持者の太田智樹が圧巻の区間賞で独走状態に。4区のサムエル・キバティ、5区湯浅仁、6区田中秀幸、アンカー7区の内田隼太と付け入る隙を与えずに逃げ切った。

 熊本剛監督は「選手は重圧のかかる中で、負けられない中でよくタスキを繫いでくれた。負けられないプレッシャーの中で勝ち切ったのは評価したい」と、振り返った。