「ウエスタン、阪神3-5広島」(14日、日鉄鋼板SGLスタジアム) 阪神は広島に逆転負け。先発の村上は5回3安打無失点と圧巻の投球を見せた。六回に3点を入れるなど先制に成功したが、3番手・今朝丸が3失点するなど中継ぎが逆転を許した。 平田…
「ウエスタン、阪神3-5広島」(14日、日鉄鋼板SGLスタジアム)
阪神は広島に逆転負け。先発の村上は5回3安打無失点と圧巻の投球を見せた。六回に3点を入れるなど先制に成功したが、3番手・今朝丸が3失点するなど中継ぎが逆転を許した。
平田2軍監督の一問一答は以下の通り。
-村上は素晴らしい投球
「やっぱり仕上げてきてるわね。後はなんともコメントできないよ。(村上は)上の選手やからね。見ての通りよ、格が違うやん」
-今朝丸は悔しい投球に(2/3回を3安打3失点)
「いや良い経験よ。本人は悔しい気持ちあるだろうけどいいんじゃない。最初にバチッと抑えて順風満帆に行くより、こうやって悔しい思いした方が。次は先発させるよ。やっぱり中継ぎっていうのは難しい部分もあるよ。ましてや3点取った後で力入ったやろうし。次は先発させる。いつっていうのはまだ言われへん。色々あるので」
-村上にプレッシャーをかけていた?
「そうよ。格の違いを見せろって。大投手だから。ファームで2年間、日本一に輝いた時の先発も村上やったし。村上と桐敷はやはりファームじゃ無敵だったもん。あんまり1軍ではチャンスもらえなかった投手がこうやって堂々たるピッチングするというところで良い見本が若い子たちには可能性があるんだもん。そういった意味では今朝丸は今日の経験が大きい。あの時、3月14日打たれたのが良い糧になったと。そんなうまくいかなくていい」
-今朝丸はイニングを増やす
「もちろん、1イニングっちゅうわけにはいかんやろ。今日で22球ぐらいでしょ。勝ち越されるまでと思ったけど、良い所で椎葉がね。リリーフであそこで三振取って。伊藤稜も悪くないよ」
-伊藤稜の投球は
「今日は良いボールいってたんちゃう。ボークだけよ。いらんことせんでいいねん。左打者やな、強いて言うと。右打者にはドーンといってスライダーでカウント取れるけど。打たれる。稜にとっても良い勉強や。次は先発させようと思ってる」
-アルナエスが4安打
「そうや。ずっと教育リーグでも3割以上打ってんねん。ジーンだけよ。コンパクトにどこでも内野守れるし。バッティング良いもん。食らいついて一、二塁間、見事やん」
-アルナエスは入団後さらに成長した。
「寮に住んでさ。コンスエグラも含めて。日本の文化にも慣れて。11月から来てるのが大きいんじゃない。秋季キャンプも参加して、投手の配球とか頭に入ってるというか。長打はのぞめないけどうまいこと打つ。バットコントロールがいいもんね」
-SGL公式戦初勝利は明日に持ち越された。
「良いことはとっとかないとダメなんよ。最初に良いことばっかりあっても困る。でもこうやって平日でもこんなにファンの方に見に来てもらって選手たちもやりがいはあるよ」