ノルディックスキー・ジャンプ男子は13日、ノルウェーのオスロでW杯個人第24戦(ヒルサイズ=134メートル)が行われ、2022年北京五輪個人ノーマルヒル金メダル、同ラージヒル銀メダルの小林陵侑(チームROY)が、合計264・1点で優勝を飾…
ノルディックスキー・ジャンプ男子は13日、ノルウェーのオスロでW杯個人第24戦(ヒルサイズ=134メートル)が行われ、2022年北京五輪個人ノーマルヒル金メダル、同ラージヒル銀メダルの小林陵侑(チームROY)が、合計264・1点で優勝を飾った。2月の札幌大会に続くW杯3連勝となり、通算35勝目を挙げた。
大舞台を終えたばかりの日本のエースが好飛躍をそろえた。陵侑は1回目に129・5メートルの大飛躍を見せると小さく両拳を握り、トップに立った。2回目は127メートルを飛んで完勝。国外開催のW杯では今季初勝利に、笑顔で喜んだ。
8日に閉幕した世界選手権(ノルウェー・トロンヘイム)では、個人ラージヒルで2大会連続の表彰台となる銅メダルを獲得した。2回目終了時点で4位だったが、2位に入ったリンビク(ノルウェー)がスーツの規定違反により失格し、繰り上がった。今季W杯個人戦は残り6戦となった。上り調子の日本男子のエースが、ラストスパートをかける。
日本勢は、中村直幹(フライングラボラトリー)は14位、二階堂蓮(日本ビール)は15位、小林朔太郎は26位、佐藤幸椰(ともに雪印メグミルク)は45位だった。