<陸上:別府大分毎日マラソン>◇2日◇大分市高崎山うみたまご前~大分ジェイリーススタジアム(42・195キロ)今大会は9月の世界選手権東京大会の代表選考を兼ねており、正午に号砲が鳴る。注目は昨年2月の大阪マラソンを日本人初マラソン最高記録(…

<陸上:別府大分毎日マラソン>◇2日◇大分市高崎山うみたまご前~大分ジェイリーススタジアム(42・195キロ)

今大会は9月の世界選手権東京大会の代表選考を兼ねており、正午に号砲が鳴る。

注目は昨年2月の大阪マラソンを日本人初マラソン最高記録(2時間6分18秒)で制した国学院大・平林清澄(4年)。1月の箱根駅伝ではエースが集う2区で区間8位となったが、ちょうど1カ月で迎える3度目のマラソンで好記録を狙う。

自己ベスト2時間6分45秒の高久龍(31=ヤクルト)、同2時間6分57秒の大塚祥平(30=九電工)も、世界選手権の参加標準記録(2時間6分30秒)突破を目指す。

1月の箱根駅伝で5区区間新記録を樹立した「若の神」こと青山学院大・若林宏樹(4年)は今春から日本生命へ一般就職するため、これがラストランとなる見込み。同校からは箱根7区区間9位の白石光星(4年)も出場する。

◆世界選手権男子マラソン日本代表の選考方法 出場枠は「3」。JMCシリーズ第4期(24年3月31日~25年3月)のポイント1位となった上で、指定の選考競技会で参加標準記録(2時間6分30秒)を突破すれば内定。日本新記録を樹立し、3月2日の東京マラソン終了時点で日本記録保持者となった場合も代表入り。そのほかの代表は、参加標準突破者から総合的に判断される。2月1日時点での標準突破者は吉田祐也(2時間5分16秒)のみ。