メッツからFAになった藤浪晋太郎投手(30)がマリナーズとマイナー契約を結び、メジャーキャンプに招待選手として参加することが30日(日本時間31日)、球団から正式発表された。メジャーではこれまで「11」と「14」をつけていたが、新天地では…

 メッツからFAになった藤浪晋太郎投手(30)がマリナーズとマイナー契約を結び、メジャーキャンプに招待選手として参加することが30日(日本時間31日)、球団から正式発表された。メジャーではこれまで「11」と「14」をつけていたが、新天地では「13」を選択した。

 22年オフに阪神からポスティングシステムを利用して米球界へ移籍した藤浪は、2年目の昨季はメッツと1年335万ドル(約5億円)で合意したが、メジャーベンチ枠26人に入れず、3Aで開幕を迎える。5月に右肩のけがで約1カ月、負傷者リスト入りした。

 けがから復帰後にはメジャー登録40人枠からも外され、メジャーのマウンドに立つことができないまま、シーズンを終えた。3Aでの成績はリリーフで29登板、1勝2敗1セーブ、7ホールド、防御率6・68。33回を投げて38三振を奪う一方で36四死球と課題を残した。

 今オフは2年ぶりのメジャー復帰を目指し、プエルトリコのウインターリーグに参戦。先発投手として6登板、防御率3・05、20回2/3を投げて15四死球、24奪三振だった。

 マリナーズの発表によると、今キャンプの招待選手は31人。投手16人の中には藤浪のほか、ロッテとオリックスでプレーしたルイス・カスティーヨ投手らも入っている。