フジテレビは30日、主催する大相撲トーナメント(2月9日、両国国技館)の放送取りやめを公式ホームページで発表した。興行は開催するが、内容を一部変更する予定だという。 元タレントの中居正広氏と女性とのトラブルに端を発する、フジテレビを巡る一…
フジテレビは30日、主催する大相撲トーナメント(2月9日、両国国技館)の放送取りやめを公式ホームページで発表した。興行は開催するが、内容を一部変更する予定だという。
元タレントの中居正広氏と女性とのトラブルに端を発する、フジテレビを巡る一連の問題。協賛企業の辞退が相次ぎ、既に大会公式サイトから企業名の掲出はなくなっていた。
同トーナメントは1977年2月に始まり、当初は2日制だった。第1回は北の湖が三重ノ海を寄り切り、初代優勝者となった。以降は毎年恒例の大会として定着。以降も千代の富士、貴乃花、曙、武蔵丸、朝青龍、白鵬ら大相撲の歴史を彩った名力士が優勝者に名を連ねていた。
八百長問題、新型コロナ禍での大会中止を挟みながら、昨年は今年初場所後に第74代横綱となった豊昇龍が制していた。
同公式サイトでは「放送取り止めのお知らせ」と題して発表。「2月9日に放送を予定していた『日本大相撲トーナメント第四十九回大会』はテレビ放送を取りやめることといたしました。興行は開催いたしますが、協議の上、一部内容を変更して実施する予定です」と記された。