DeNA・東克樹投手(29)が30日、2年ぶりに復帰するトレバー・バウアー投手(34)との共闘を誓った。神奈川県横須賀市の球団施設での自主トレ後、「刺激になる。先発陣として競争は激化するので負けないように、ローテを1年守れるように」と左右…

 DeNA・東克樹投手(29)が30日、2年ぶりに復帰するトレバー・バウアー投手(34)との共闘を誓った。神奈川県横須賀市の球団施設での自主トレ後、「刺激になる。先発陣として競争は激化するので負けないように、ローテを1年守れるように」と左右の両輪として、チームをけん引する覚悟だ。

 2桁勝利が計算できる2本の大黒柱が並ぶ。「リーグ優勝に向けて、またひとつピースがそろった」と東。「一流のピッチャーなので、追いつけるように、追い越せるように。日々、バウアーの行動や考え方などを勉強して、さらに進化できるのかなと思います」と、実績豊富な最強助っ人との相乗効果で自身も高みを目指す。

 生きる教材だ。2年前の在籍時にはアスリートとしての睡眠の大事さを学び、自身もルーティンに取り入れた。「バウアーはイニング・イーターでもあるし、タフ。そういったところを見習うために、どういう行動をしているか勉強する必要があると思う」。200イニング投球回を目標に置く左腕は「リカバリーの方法などを聞けたら」と熱望した。

 この日はブルペンで年明け初めて捕手を座らせ、約20球を投じ「状態としては悪くないです」と手応えを口にした。27年ぶりのリーグ優勝へ、視界は良好だ。