1月29日(現地時間28日、日付は以下同)、ポートランド・トレイルブレイザーズはホームでミルウォーキー・バックスと対戦した。…
1月29日(現地時間28日、日付は以下同)、ポートランド・トレイルブレイザーズはホームでミルウォーキー・バックスと対戦した。2022-23シーズンまでブレイザーズの中心選手として活躍していたデイミアン・リラードを迎え撃ち、125-112でヤニス・アデトクンボとリラード擁するバックス相手に勝利を収めている。
ブレイザーズは21得点14リバウンドのダブルダブルを記録したディアンドレ・エイトンを筆頭に、デニ・アブディヤが30得点9リバウンド、アンファニー・サイモンズが25得点7アシストをマーク。ベンチ出場のシェイドン・シャープとスクート・ヘンダーソンも2ケタ得点を記録し、チームの総合力の高さでバックスを上回った。
ブレイザーズはこの勝利で今シーズンの戦績を18勝29敗とし、ウエスタン・カンファレンス13位(30日終了時点)につけている。依然としてプレーオフ圏外ではあるものの、直近6試合は5勝1敗と調子が上向いている。
直近6戦で唯一敗れたオクラホマシティ・サンダーとの試合においても、トゥマニ・カマラが3ポイント5本中5本成功(成功率100パーセント)を含む24得点9リバウンドと気を吐き、今シーズンカンファレンス首位を独走する強豪相手にあと一歩まで迫る試合を見せた。サンダーのヘッドコーチであるマイク・デイグノールトも試合後の会見で次のように賞賛の言葉を送っている。
「カマラは良い選手だ。彼はポジショニングに長けており、優れた機動力も備えている。彼は今日の試合でシュートを沈め続け、私たちを痛め続けた。彼の活躍に敬意を表したい」
23年のシーズンオフにリラードを放出して以降、再建期が続くブレイザーズ。昨シーズンは21勝65敗でカンファレンス最下位に終わっているが、今シーズンは前半だけで昨シーズンとほぼ同じ数の白星を勝ち取った。入団当初ケガに苦しんでいたシャープやヘンダーソンといった期待のドラフト選手らが頭角を現し、エイトンやアブディヤといった他チームからの移籍組とのケミストリーが構築できれば、後半の活躍次第でプレーオフ進出も夢ではないだろう。
ブレイザーズは31日、ホームでオーランド・マジックと対戦する。ブレイザーズのシーズン後半に期待が高まる。