日本ハムは30日、キャンプ地の沖縄県名護市に入った。山崎福也投手がチーム宿舎で取材に対応。加入2年目のキャンプを前に「去年は移籍1年目でわからないこともあった。今年は気持ち的に少し余裕がある。しっかりケガのないようにやっていきたい」と抱負…

 日本ハムは30日、キャンプ地の沖縄県名護市に入った。山崎福也投手がチーム宿舎で取材に対応。加入2年目のキャンプを前に「去年は移籍1年目でわからないこともあった。今年は気持ち的に少し余裕がある。しっかりケガのないようにやっていきたい」と抱負を語った。

 1年前は新天地でのキャンプで手探り状態。そこからシーズンでは10勝を挙げ、いずれもキャリアハイとなる147回2/3の投球回、防御率3・17をマークした。今年はもう「遠慮はないですね」とキッパリ。「自分のペースでしっかりできるように」と、スタートから余念なく調整できる。

 昨年、色白美肌の秘訣(ひけつ)として話題となった、内服薬を服用するなどの日焼け止め対策もアップデートした。「塗り過ぎると目が痛くなって、充血して苦労した」という反省を生かし、化粧水などに加えてスプレーも新たに持参。「今年も引き続き、しっかりやります」とさわやかに笑った。

 もちろん、野球もアップデートへの準備は着々。「真っすぐの強さをもう少し上げたい」と、投球フォームの細かい修正に取り組んできた。また、通算打率・250を誇る打撃でも、新たな打撃用手袋を用意。「紫とピンクをミックスしているような色。(感触は)よかったです」と明かした。先発陣の柱の1人として迎える移籍2年目。「優勝できるように、ここでいい準備をみんなでしていけたらいい」と意気込みを口にした。