【MUFG SVリーグ オールスターゲーム 2024-25 石川】TEAM MASA 3-0 TEAM TOMO(1月26日・男子)          【映像】西田有志が被災中学生に“神対応” 男子バレーのオールスターで会場がほっこりするよ…

【MUFG SVリーグ オールスターゲーム 2024-25 石川】TEAM MASA 3-0 TEAM TOMO(1月26日・男子)          

【映像】西田有志が被災中学生に“神対応”

 男子バレーのオールスターで会場がほっこりするような神対応が見られた。リーグを代表する選手でもある西田有志が、被災地の輪島中学校女子バレー部の選手をコートに招き入れてサーブを促したのだ。トップ選手に加わって女子中学生選手がプレーする姿に会場からは拍手が起こり、SNSでも西田の対応を称賛する声が集まった。

 1月26日、MUFG SVリーグ オールスターゲーム 2024-25 石川が、石川県・かほく市にあるとり野菜みそ BLUECATS ARENAで行われた。この日は男子選手たちが登場すると、第3セットに思わぬシーンが見られた。

 TEAM MASAで出場した西田有志(大阪ブルテオン)が突如、エンドライン外の椅子に座っていた女の子に声をかけてサーブを促したのだ。今回のオールスターは、地震や豪雨被害の復興支援が目的の一つでもあり、輪島中学校女子バレー部の選手が試合中にコートに落ちた選手の汗などを拭く役割のモッパーとして招待されていた。西田が声をかけたのはそのチームの選手だった。女子選手は西田と共にコート中央に入っていった。

 この西田の振る舞いには、欠場となりながらも第3セット途中から主審を務めていた髙橋健太郎(ジェイテクトSTINGS愛知)から「グリーンカード」が提示され、一球限りの特別サーブの時間が設けられた。

 女子選手は西田に見守られながら思い切り良く腕を振ると、相手コートへ力強いサーブを打ち込んだ。そして、TEAM TOMOで出場したリベロ・森愛樹(日本製鉄堺ブレイザーズ)はこれを“処理しきれず”に後方へ吹っ飛び、ボールはスタンドへ。この特別なサーブが決まり、TEAM MASAのポイントになった。

 女子選手はTEAM MASAの選手とハイタッチを交わすと、会場は大きな拍手に包まれていた。

 このシーンにはファンもSNSで反応し、「こういうイベントだからこそ見られる光景だった」「めちゃくちゃいいシーンだ…」と、西田の“神対応”によって生まれたオールスターならではの光景に感動している様子だった。

(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)