ストリートやカルチャーを感じる着こなしは、ハマると抜群にカッコいい反面、大人として“適温か”という自問自答が常につきまとう。そんなとき何を頼りにすればいいのか。答えはヴァンズだ。足元をヴァンズでまとめる。シンプルにして、最強の特効薬。街角の…

ストリートやカルチャーを感じる着こなしは、ハマると抜群にカッコいい反面、大人として“適温か”という自問自答が常につきまとう。

そんなとき何を頼りにすればいいのか。答えはヴァンズだ。足元をヴァンズでまとめる。シンプルにして、最強の特効薬。街角の面々もその恩恵をしっかり享受しているようだ。

① 黒のオーセンをトップスや小物と色リンクで


スニーカー=ヴァンズ ジャケット、デニム=ともにダブルタップス カットソー=エルブリトス スケート アミーゴス 帽子=無印良品 サングラス=ソーリー ブートレグ オプティカル

黒澤 龍さん(40歳)

スケート好きを匂わせるブランドチョイスに加え、着こなしにもどこか横ノリ感やゆるさが漂う黒澤さん。

キーカラーはソリッドな黒。デニムをサンドイッチするように黒いアイテムをリンクさせているが、ハードになりすぎないのは、やはりヴァンズのおかげ。


選んだのは、スエードのオーセンティック。シューレースやソールまでオールブラックの一足が、コーディネイトのまとめ役として存在感を発揮している。

② “スケートロウ”がカルチャーを受け止める


スニーカー=ヴァンズ ジャケット=アンダーカバー Tシャツ=不明 パンツ=古着 メガネ=ゾフ バッグ=バケットボス

森 謙次郎さん(52歳)

東京ストリートを牽引するブランド、アンダーカバーのコーチジャケットの下に漫画「AKIRA」のTシャツをレイヤード。

きっと裏原やサブカルを通って大人になった世代。自身の好きなカルチャーをストレートに表現しつつ、いい塩梅に落とし込んだスタイリングがお見事。


足元のヴァンズは、ご存じの名作“スケートハイ”をローカットにアレンジした“スケートロー”。

手持ちのバッグの色を拾ったツートーンが洒脱なアクセントになっている。

③ 上質素材で作る大人ストリートを味なヴァンズでハズす


スニーカー=ヴァンズ ジャケット、カーディガン、パンツ=すべてワコマリア

村田裕平さん(32歳)

上品なグレースエードのトラッカージャケットやドーメル社の生地を使ったパンツできっちり“大人ストリート”を実践した村田さん。


ただ、それだけでは終わらない。こんなときもヴァンズが効果的だ。長く履き込んで味わいの出た一足が上品なコーディネイトとのコントラストを作り、絶妙なハズしに。

きれいめなドレスシューズでは絶対に表現できない“抜け感”は、ヴァンズにのみ与えられた特権と言えるのかもしれない。

いわば究極のオールマイティ。いつの時代もストリートとヴァンズの蜜月は普遍的だ。やりすぎない“大人ストリート”を目指すのであれば、足元にヴァンズを利用しない手はないのである。


(この記事はOCEANS : 『究極のオールマイティ「ヴァンズ」の普遍性。 “大人ストリート”の成功サンプル3選』より転載)

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