<卓球:全日本選手権シングルス>◇25日◇第5日◇東京体育館◇女子準々決勝3年ぶり4度目の優勝を目指す伊藤美誠(24=スターツ)が“みうみま”対決を制し、4強入りした。五輪(オリンピック)団体2大会連続銀メダルで同学年の平野美宇(24=木下…

<卓球:全日本選手権シングルス>◇25日◇第5日◇東京体育館◇女子準々決勝

3年ぶり4度目の優勝を目指す伊藤美誠(24=スターツ)が“みうみま”対決を制し、4強入りした。

五輪(オリンピック)団体2大会連続銀メダルで同学年の平野美宇(24=木下グループ)に4-3(8-11、11-7、11-5、6-11、7-11、12-10、11-6)で勝利。2-3の第6ゲーム(G)では8-10とマッチポイントを握られながら、4連続得点で息を吹き返し「やっぱりお互いに負けたくない気持ちが、すごく強いと思う。そこの部分で最後、しっかり。冷静になりながらですけれど、相手を見ながら、最後の最後は爆発することができて良かったと思います」と笑顔で振り返った。

準決勝と決勝を控える最終日の26日へ駒を進め、準決勝は24年パリ五輪団体銀メダルの張本美和(16=木下グループ)と対戦する。16年リオデジャネイロ、21年東京と五輪2大会でメダルをつかんだ伊藤だが「自分自身では(張本相手に)年上の選手とやる、中国人選手とやる気持ちで『チャレンジャーな気持ち』を超したい。あとは楽しみたいです。平野選手に勝つことができた状態で張本選手とやった時、どれぐらいできるのか」と自らへの期待に胸を躍らせた。【松本航】