◆卓球◇全日本選手権 第5日(25日、東京体育館) 女子シングルスで通算3度優勝の伊藤美誠(スターツ)が準々決勝で平野美宇(木下グループ)を4―3で下し、3年ぶりの4強入りを決めた。 同じ2000年生まれの平野との“みうみま対決”。第1ゲー…
◆卓球◇全日本選手権 第5日(25日、東京体育館)
女子シングルスで通算3度優勝の伊藤美誠(スターツ)が準々決勝で平野美宇(木下グループ)を4―3で下し、3年ぶりの4強入りを決めた。
同じ2000年生まれの平野との“みうみま対決”。第1ゲームを8―11で先取されたが、リスクを負ったレシーブで攻めて流れを変え、2ゲームを奪取した。そこから3ゲームを落とし、第6ゲームも8―10で先にマッチポイントを握られたが、4連続得点で挽回。第7ゲームも出足から4連続得点を奪うなど畳みかけ、逆転勝ちを決めた。
昨年の前回大会はパリ五輪シングルス代表の最終選考を兼ねていた。2枠目を争っていた2人は初戦から隣合わせのコートでの試合が続いた。代表争いは直接対決となる前に決着したが、今回は全日本選手権では2018年大会決勝以来の対戦が実現。24日の試合後には「WTTとか国際大会では何回か対戦しているけど、全日本という雰囲気でまた変わってくると思う。1点1点を大事に、思い切って試合がしたい」と心境を語っていた。