「卓球・全日本選手権」(24日・東京体育館) ジュニアの部・決勝が行われ、パリ五輪代表の張本美和(木下グループ)が大会3連覇を成し遂げた。 準々決勝から始まったこの日は、青木咲智(四天王寺高)を3-0のストレート勝ちで下し準決勝進出。準決…
「卓球・全日本選手権」(24日・東京体育館)
ジュニアの部・決勝が行われ、パリ五輪代表の張本美和(木下グループ)が大会3連覇を成し遂げた。
準々決勝から始まったこの日は、青木咲智(四天王寺高)を3-0のストレート勝ちで下し準決勝進出。準決勝では小塩悠菜(JOCエリートアカデミー)と対戦し、3-0で勝利した。
決勝では面手凜(山陽学園高)と激突。3-1(10-12、11-9、11-7、13-11)で勝利した。序盤から高速ラリーが繰り広げられた。相手の勢いに押され第1ゲームは落としたが、徐々に自身のリズムでゲームを展開。第2ゲームは劣勢から9-9に追いつくと、タイムアウト後は積極攻撃で逆転勝ちした。
第4ゲームは8-7から逆転され先にマッチポイントを許したが、ここから反撃開始。ジュースに持ち込んだ激戦の最後は、相手のミスを誘い左拳を高く突き上げた。粘りの逆転勝利で3連覇を達成した。
23日にはジュニア、一般を含め4戦4勝。「全ての試合を勝ち切れて良かった。4勝できたらいいなという気持ちだった。1試合1試合を頑張っていこうという気持ちで乗り切れた」とコメントしていた。
一般の部では、16歳7カ月での最年少優勝を狙う張本。5回戦で村田咲紀(Spe than)と戦う。