「卓球・全日本選手権」(24日、東京体育館) ジュニアの部・準々決勝が行われた。11歳で小学5年生の松島美空(京都カグヤライズ)は、面手凜(山陽学園高)に0-3のストレート負け。快進撃が止まった。「今は悔しさの方が大きい」としたが、目標に…

 「卓球・全日本選手権」(24日、東京体育館)

 ジュニアの部・準々決勝が行われた。11歳で小学5年生の松島美空(京都カグヤライズ)は、面手凜(山陽学園高)に0-3のストレート負け。快進撃が止まった。「今は悔しさの方が大きい」としたが、目標にしてきた8強は達成し「相手は強いので向かっていくしかないなと思っていたけど、思った以上に競ることができた」と手応えも得た。

 一般の部では3回戦敗退となったものの、小学5年生以下で2勝するのは福原愛らに続く史上7人目の快挙だった。歴史に名を刻んでいるオリンピアンの系譜をたどる新星の夢は「五輪で金メダル」。「次(2028年ロサンゼルス)のオリンピックは金メダルは厳しいと思うので、出場という目標。次の次(2032年ブリスベン)のオリンピックでは金メダルを取れるように頑張りたい」と力強く語った。