「海響王決定戦・G1」(16日、下関) 今年最初のG1戦の優勝戦は、1号艇で人気を集めた宮地元輝(38)=佐賀・100期・A1=が、インから逃げ切って1着。前節のからつタイトル戦に続く連続Vで、G1戦は昨年11月の尼崎ダイヤモンドカップ以…
「海響王決定戦・G1」(16日、下関)
今年最初のG1戦の優勝戦は、1号艇で人気を集めた宮地元輝(38)=佐賀・100期・A1=が、インから逃げ切って1着。前節のからつタイトル戦に続く連続Vで、G1戦は昨年11月の尼崎ダイヤモンドカップ以来となる3回目の優勝を飾った。2着は馬場貴也(滋賀)、大外強襲で見せ場をつくった菅章哉(徳島)が3着に入った。
予選トップ通過から優勝戦の1号艇を獲得した宮地。ファイナルはチルト3で、伸び型に仕上げた菅が大まくりで襲いかかってきたが、しっかりと受け止めて独走態勢を築くとVゴールを駆け抜けた。「危なかった、本当に。キワキワでした」と、ライバルの攻撃は脅威だったと振り返ったが、「1番人気だったし、しっかりと応えたかった」と、期待に応えられたことを喜んだ。
昨年は年末のSG・グランプリ(住之江)にまで進出したが、残念ながらトライアル1stで敗退。「何しに行ったかよく分からなかった」と不完全燃焼に終わってしまった。それだけに期する思いもあるか。「グランプリくらいには行っておきたい」と、今年も年末の大舞台を見据える。まずは今年初のG1戦を優勝し、力強く2025年の第一歩を歩み出した。