【グランドスラム オブ カーリング】マスターズ (1月16日/カナダ)【映像】一網打尽!神業ショットの瞬間 世界のフジサワが魅せた。 カーリングの世界最高峰タイトルであるグランドスラム オブ カーリングの「マスターズ」に出場中のロコ・ソラー…
【グランドスラム オブ カーリング】マスターズ (1月16日/カナダ)
世界のフジサワが魅せた。
カーリングの世界最高峰タイトルであるグランドスラム オブ カーリングの「マスターズ」に出場中のロコ・ソラーレ(Fujisawa)は2試合目で今大会初勝利を挙げた。
先攻の第1エンド、ダブルテイクアウトが狙える盤面となったが、試合開始直後でアイスリーディングがまだ進んでいない状況下でもあり、サードの吉田知那美の2投目はスルー。さらにスキップの藤澤五月の1投目は相手の置いたガードストーンに引っかかり、イメージ通りのポジションを奪えない。
しかし、ロコ・ソラーレの面々は「ちょっと曲がってるんだよね」などと、それぞれ前日の試合より曲がるアイスの感覚をチームで共有し、ミスをミスのまま終わらせなかった。この試合の解説を担当した石崎琴美さんも「3回目のチャンス来た!」と見守る中、藤澤の最終投は相手の石をふたつ出し、投げたシューターを中央に残す完璧なダブルテイクアウトとなる。これにはABEMAのコメント欄も「さっちゃんカッコええ」「ないすー」などと大盛り上がり。
石崎さんも「ドローショットではあまり曲がってないのにテイクアウトだと突然、ぐっと曲がりが大きい。その逆もある」とアイスリーディングの難しさとそこから生じる迷いを指摘しつつ、修正を重ねて3度目の正直で仕留めたロコ・ソラーレの強さを称えた。
試合後、藤澤は「まずは気持ちの部分でしっかり勝つ、ショットを決める。試合の入りからしっかりやってほしいとJDに言われた」と明かしたが、第1エンドから相手にプレッシャーをかけた結果、2点先制のスティールに成功し、結果的にはこのリードを保った。これで通算成績は1勝1敗。3試合目は17日の午前1時30分から、スウェーデンのチーム・ヴラノー(Wrana/スウェーデン)との対戦だ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)