巨人は16日、甲斐拓也捕手(32)のFA移籍に伴う人的補償として、伊藤優輔投手(28)がソフトバンクに移籍することを発表した。 巨人・阿部慎之助監督はコメントを発表。中大の後輩でもある右腕に「昨年支配下に復帰し、今年の飛躍を期待していた選…
巨人は16日、甲斐拓也捕手(32)のFA移籍に伴う人的補償として、伊藤優輔投手(28)がソフトバンクに移籍することを発表した。
巨人・阿部慎之助監督はコメントを発表。中大の後輩でもある右腕に「昨年支配下に復帰し、今年の飛躍を期待していた選手の一人でした。気持ちが強い投手ですから、新しい環境に移っても力を発揮してくれると思っています。活躍を期待しています」とエールを送った。
伊藤は178センチの右腕。都小山台、中大、三菱パワーを経て20年ドラフト4位で加入した。150キロ超の速球を投げ込む。右肘手術から復活し、24年は2軍の守護神も務め、40試合に登板して防御率1・29。1軍でも8試合に登板して防御率1・04の成績を残した。
伊藤のコメントは以下
「4年間という短い間ではありましたが、約2年をリハビリに費やし、本当にたくさんの方々に支えられて去年初めて一軍で投げることができました。今年はさらに飛躍できる年にしようと思っていた矢先の出来事だったので少し驚いてはいるのですが、この4年間のジャイアンツでの経験を糧にしてソフトバンクホークスで活躍し、日本シリーズでジャイアンツと戦えるように頑張っていきたいと思います」