2025年の米野球殿堂入りは22日に発表される 21日(日本時間22日)に行われる2025年の米野球殿堂入り発表まで、1週間を切った。イチロー氏(マリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクター)の史上2人目の満票選出に注目が集まる中、MLB…

2025年の米野球殿堂入りは22日に発表される

 21日(日本時間22日)に行われる2025年の米野球殿堂入り発表まで、1週間を切った。イチロー氏(マリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクター)の史上2人目の満票選出に注目が集まる中、MLB公式サイトなども活用するトラッキングサイト「Baseball Hall of Fame Vote Tracker」で公開されている投票結果では、開票率40.8%に達してもなお100%を維持している。

 米野球殿堂入りは、メジャーで10年以上プレーした選手が引退から5年で資格を得る。全米野球記者協会に10年以上連続で所属する記者による投票で決定。有資格者から最大10人まで投票でき、全投票数の75%以上を集めると殿堂入りとなる。

 すでに2024年12月31日(日本時間2025年1月1日)に投票は締切となっている。15日(日本時間16日)に公開された投票結果では、160票中イチロー氏は満票。2019年のマリアノ・リベラ氏に次ぐ2人目、野手では初となる満票選出の快挙も近づいてきた。

 イチロー氏以外に現時点で殿堂入りラインをクリアしているのは、イチロー氏と同じ2001年にメジャーデビューし、通算251勝をあげたCC・サバシア氏(149票、93.1%)、通算422セーブで資格最終年のビリー・ワグナー氏(135票、84.4%)、通算435本塁打&312盗塁のカルロス・ベルトラン氏(128票、80%)となっている。(Full-Count編集部)