<大相撲一月場所>◇四日目◇15日◇東京・両国国技館【映像】0.01%の“妙技”でまさかの大逆転 幕下の取組で“0.01パーセントの妙技”で大逆転が決まる珍しい場面があった。まさかの結末に館内騒然となり、視聴者からは「足かけて自分が転んじゃ…

<大相撲一月場所>◇四日目◇15日◇東京・両国国技館

【映像】0.01%の“妙技”でまさかの大逆転

 幕下の取組で“0.01パーセントの妙技”で大逆転が決まる珍しい場面があった。まさかの結末に館内騒然となり、視聴者からは「足かけて自分が転んじゃった」「立て直しが素晴らしかった」とコメントが相次いだ。

 幕下五十四枚目・漣(伊勢ノ海)と幕下五十五枚目・麟虎(二所ノ関)の一番での出来事。立ち合い手を出して突き押しの攻防を繰り広げた両者。前に出る麟虎が土俵際まで相手を詰め寄るも、なんとか堪えた漣。その後、漣が右上手を掴むと、右足で相手の左足を引っ掛けるようにして転がした。衝撃的な決着に館内騒然となり、悲鳴のような声も飛んだ。

 決まり手は“河津掛け”。日本相撲協会の公式ホームページによれば、「自分の右(左)足を相手の左(右)足の内側に掛け、跳ね上げながら同時に相手の首などを抱え込んで体を反って後ろに倒して勝」つという技で、「同時に倒れても必ず相手の体の方が下になる必殺技」。発生割合は0.01パーセントの珍しい掛け手だ。勝った漣は2勝目を挙げ、敗れた麟虎は1敗目を喫した。

 漣の“河津掛け”に、視聴者からは「なんかすごい」「立て直しが素晴らしかった」と称賛の声が相次いだほか、まるで自ら麟虎が倒れたかのような結末に「ひっくり返る」「あぶない」「足かけて自分が転んじゃった」と注目するコメントも寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)