【グランドスラム オブ カーリング】マスターズ (1月15日/カナダ) 【映像】ストーンの軌道に注目!ロコ・ソラーレの一投 まさにロコ・ソラーレらしい、全員でもぎ取ったショットだった。特に最後に見せた全力のフルスプリントに対して、…
【グランドスラム オブ カーリング】マスターズ (1月15日/カナダ)
まさにロコ・ソラーレらしい、全員でもぎ取ったショットだった。特に最後に見せた全力のフルスプリントに対して、ファンから称賛の声が上がっている。
世界ランキング3位のロコ・ソラーレは日本時間1月15日、グランドスラム オブ カーリングの「マスターズ」1回戦で、同6位の北海道銀行と対戦した。注目のシーンは2ー3とロコ・ソラーレが追いかける状況で迎えた第7エンド、スキップを務める藤澤五月の投球だった。
試合終盤を占う大事な一投として、ロコ・ソラーレの元メンバーでこの試合の解説を務めた石崎琴美さんはここをターニングポイントとしてチェック。狙いは、自分たちが設置したガードの裏、さらにはハウスの中心にストーンを置いてナンバーワンを取ることだ。石崎さんは「隠れ切らずに残ってしまったら、相手に触られる石になる。ここはしっかり隠し切りたい」と説明した。
集中力を高め、目標をしっかりと見据えて投じた藤澤の1投目。コースを読む吉田知那美の掛け声と共に、鈴木夕湖と吉田夕梨花の懸命なスイープがスタートした。止まることなくフルスイープし、最後は藤澤の「GO!GO!GO!」の掛け声に呼応するように高速スイープ。しっかりと狙いの位置にストーンを送り届けた。
このショットに石崎さんは「ナイススイープ!ナイスショットです!4人で決め切ったショットでした!」と絶賛。ゲスト解説で2月の日本選手権でロコ・ソラーレのフィフスとなる松澤弥子は、「7エンド目なので、センターに向かうラインは伸びづらくなるポイントが多い。その中で運び切ったのはチームショットだと思います」と称えた。
このショットにABEMAのコメント欄も「ベストポジションまで伸ばした」「最後えぐいスイープやな」「ないす!」「おーいった!」と反応。ファンも大いに沸いた一投を決めて、このエンドはロコ・ソラーレがポイント奪取に成功している。
なお、この試合では3ー5と北海道銀行に敗れ、黒星発進となったロコ・ソラーレ。日本時間きょう16日午前9時からはチーム・シュクリク(Skrlik)との第2試合が予定されており、巻き返しに期待が寄せられている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)