米大リーグ、アスレチックスは15日(日本時間16日)、桐朋(東京)の森井翔太郎とマイナー契約で合意したと発表した。 右投げ左打ちの森井は高校通算45本塁打の記録を持ち、遊撃と投手を兼任する二刀流選手。全米野球記者協会に属するフランシス・ロ…

 米大リーグ、アスレチックスは15日(日本時間16日)、桐朋(東京)の森井翔太郎とマイナー契約で合意したと発表した。

 右投げ左打ちの森井は高校通算45本塁打の記録を持ち、遊撃と投手を兼任する二刀流選手。全米野球記者協会に属するフランシス・ロメロ記者は、契約金は150万ドル(約2億3000万円)でNPB未経験の日本人アマチュア選手では史上最高額だと伝えた。

 米大リーグはこの日からドラフト対象国(米国、カナダ、プエルトリコ)外のアマチュア選手との契約期間がスタート。ポスティングシステムの「25歳ルール」により、ドラフト対象国外のアマチュア選手と同じマイナー契約しか結べないロッテの佐々木朗希投手の移籍先が注目されるなか、同投手の獲得に動いていたとされるメッツはドミニカ共和国出身のエリアン・ペーニャら15選手との契約を発表した。 

 昨年10月に17歳になったペーニャは右投げ左打ちの遊撃手で、MLB公式サイトの国際有望株ランキングでは3位と評価は高い。ロメロ記者によると、契約金は500万ドル(約7億8000万円)で中南米出身のアマチュア選手では史上最高額だという。

 メッツ同様、佐々木と面談したと報じられたジャイアンツは同ラインキング2位の17歳、ホスアル・デ・ヘスス・ゴンザレス内野手との合意を発表。大リーグ公式サイトによると、契約金は約300万ドル(約4億7000万円)。マーリンズは同ランキング5位の17歳遊撃手、アンドリュー・サラス(ベネズエラ)と契約金370万ドル(約5億8000万円)で合意したと報じられている。