阪神の育成選手、福島圭音外野手(23)が15日、近本を参考に打撃フォーム改造に取り組んで、手応えをつかんでいることを明かした。 昨年11、12月に台湾で開催されたウインターリーグに参加して、バットのヘッドを投手方向に倒す“近本打法”を実践…

 阪神の育成選手、福島圭音外野手(23)が15日、近本を参考に打撃フォーム改造に取り組んで、手応えをつかんでいることを明かした。

 昨年11、12月に台湾で開催されたウインターリーグに参加して、バットのヘッドを投手方向に倒す“近本打法”を実践。57打数17安打、打率・298、1本塁打と結果を残して、「(調子が)良かったですね。バッティングがやっぱり伸びたなっていう感じです」と好感触を示した。

 「(秋季)キャンプでダメで、どうしようってなっているときに、近本さんの動画を見て」。近本に直接コンタクトは取らなかったというが、「こういう考えで打ってるんだろうなと、チカさんのことをマネて。理にかなっているなっていう感覚でした」と打撃向上へ大きなヒントを得た。

 春季キャンプでは近本への弟子入りも熱望し、「去年は聞けなかったので、(打撃を)後ろで見ているだけだったので。考え方も聞いてみたい」と意欲。大卒2年目、最大の武器である俊足に加えて、猛虎が誇るリードオフマンからの学びを支配下への足掛かりとする。