東京新大学野球の創価大が15日、東京・八王子市内のグラウンドで始動し、阪神などがドラフト1位候補にリストアップしている立石正広内野手(3年・高川学園)が“自分超え”を目標に掲げた。 昨年11月の明治神宮大会では2本塁打を含め大会最多記録を…

 東京新大学野球の創価大が15日、東京・八王子市内のグラウンドで始動し、阪神などがドラフト1位候補にリストアップしている立石正広内野手(3年・高川学園)が“自分超え”を目標に掲げた。

 昨年11月の明治神宮大会では2本塁打を含め大会最多記録を更新する10安打を放ち準Vに貢献。2年春にはリーグ最多タイの5本塁打、打率5割、14打点で3冠に輝いているだけに「超えないと満足できない。最低限でも打率は3割後半。6本塁打を打ちたい」と最終年へ懸ける思いを語った。主に三塁に就いていた守備でも「選択肢が増えるので二遊間をできるように」と練習に励む。

 母・郁代さんは1992年バルセロナ五輪に出場した元バレーボール選手。年末年始に帰省した際は「ただただ謙虚に」と言葉をかけられたという。「気が引き締まりました。日本一が目標ですが、まずは目の前のプレーを大切に」。金言を胸に高みを目指す。