【フランス・カップ】スタッド・ランス 1-1(PK3ー1) モナコ(日本時間1月15日/スタッド・オーギュスト=ドローヌ)【映像】南野拓実が完璧パス→エンボロが宇宙開発 南野拓実も思わず天を仰いだ瞬間だった。日本代表MFから完璧に近いラスト…
【フランス・カップ】スタッド・ランス 1-1(PK3ー1) モナコ(日本時間1月15日/スタッド・オーギュスト=ドローヌ)
南野拓実も思わず天を仰いだ瞬間だった。日本代表MFから完璧に近いラストパスを受けたFWブレール・エンボロだったが、まさかの宇宙開発。シュートが明後日の方向に飛んでいくとチームメイトもガッカリしていた。
日本時間1月15日に南野が所属するモナコは、フランス・カップのラウンド32でスタッド・ランスと対戦。日本人対決でも注目が集まったこの試合でも、今季のモナコが抱える決定力不足が露呈してしまった。
55分、自陣でスタッド・ランスのMF伊東純也から左SBのカッソム・ワッタラがボールを奪うと、20歳のDFはそのままドリブルで大きく前進。ワッタラからFWブレール・エンボロへのパスは相手にカットされてしまったが、そのこぼれ球を回収した南野が完璧な形でチャンスメイクする。
スタッド・ランスの守備陣に向かってドリブルをすることで、自らに相手を引きつけた日本代表MFは、右に膨らんだエンボロに絶妙なラストパス。しかし、フリーにもかかわらず体勢を崩したエンボロのダイレクトシュートは枠を大きく逸れる宇宙開発に。南野らチームメイトは絶好機を逃したことで頭を抱えていた。
この一連のプレーについて、日本のファンはSNSに「タキがっかり」「エンボロ頼むて」「夜中に叫んでもうた」などと投稿。現地ファンはさらに辛辣で、「南野のパスは完璧だが、エンボロはダメだ」「酷すぎる」「南野、エンボロにはもうパスを出すな」「馬鹿馬鹿しいシュートミス」「無能すぎる」「もう見たくない」などと大バッシングの嵐だった。
エンボロはモナコ1年目の2022-2023シーズンにリーグアンで12ゴールを挙げたが、2023年夏のプレシーズン中に膝の前十字靭帯を断裂。2024年4月に復帰を果たし、EURO2024にも出場したが、今もなおベストなパフォーマンスを取り戻すことができていない。今季のリーグ戦でも決定機を外す姿が目立っており、一昨シーズンと比較をすると決定率が約17%もダウンしてしまっている。
なお、こうしてチャンスを逃し続けたモナコは、PK戦の末にスタッド・ランスに敗北。フランス・カップ敗退を余儀なくされた。
(ABEMA de DAZN/フランス・カップ)