◆大相撲初場所4日目(15日、東京・両国国技館) 横綱昇進を目指す大関・豊昇龍(立浪)は、東前頭筆頭・隆の勝(常盤山)を突き落としで下し、無傷の4連勝とした。 相手の圧力に追い詰められて、左足が俵にかかったが、左から強烈な突き落とし。171…

◆大相撲初場所4日目(15日、東京・両国国技館)

 横綱昇進を目指す大関・豊昇龍(立浪)は、東前頭筆頭・隆の勝(常盤山)を突き落としで下し、無傷の4連勝とした。

 相手の圧力に追い詰められて、左足が俵にかかったが、左から強烈な突き落とし。171キロ・隆の勝を一回転させて土俵下へと転がした。ヒヤリとしたかと思いきや、土俵際の強さは豊昇龍の持ち味。「何より勝って良かった。集中できている。しっかり相手のことを見ながら、見ながら、下から、下から(攻めた)」と本人はいたって冷静だった。

 綱取りに向けて、重圧にも負けず、順調に白星を重ねているが「一日一番取っていきたい」と慢心はない。