「ルーキーシリーズ第1戦」(15日、多摩川) 藤原碧生(24)=岡山・129期・A1=が5コースからまくり差しを決めて優勝。通算6回目、当地では初優出で初V。デビュー初優勝を狙った1号艇の上田健太(愛知)は2着、3着は6号艇の香川颯太(滋…
「ルーキーシリーズ第1戦」(15日、多摩川)
藤原碧生(24)=岡山・129期・A1=が5コースからまくり差しを決めて優勝。通算6回目、当地では初優出で初V。デビュー初優勝を狙った1号艇の上田健太(愛知)は2着、3着は6号艇の香川颯太(滋賀)が入った。
藤原が格上のハンドルさばきで頂点に立った。5コースから鮮やかなまくり差しで多摩川初優出で優勝。進入は枠なりの3対3。1Mで展開を突いてイン上田と並走に持ち込むと2Mを先マイ、さらに2周1Mを全速ターンでねじ伏せると、そのままVゴールを駆け抜けた。
「展示で合ってなくて厳しいかもって思っていたので優勝できてうれしい」と笑顔を見せた。「バックの足も良かった。2周1Mは上田さんを先に回したくなかったし、重くて差すのも嫌だったのでツケマイに行った」とレースを振り返った。
昨年の最優秀新人選手に輝き、今年はさらなる飛躍が期待される24歳。「SGの権利を取りたい。まずはクラシックが目標。自力で出るSGでないと成長はないと思っているので。一番の目標は地区選でのVですね」と今後の活躍を誓った。