◆プロボクシング ▽WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)統一戦12回戦 統一王者・井上尚弥―キム・イェジュン(1月24日、東京・有明アリーナ) スーパーバンタム級世界4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が、…

 ◆プロボクシング ▽WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)統一戦12回戦 統一王者・井上尚弥―キム・イェジュン(1月24日、東京・有明アリーナ)

 スーパーバンタム級世界4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が、24日に有明アリーナで行われるWBO世界同級11位のキム・イェジュン(韓国)との防衛戦に向けたスパーリングを打ち上げた。15日、所属ジムの大橋秀行会長が報告した。

 井上は、昨年5月に東京ドームでWBA世界フライ級王者・ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)に挑戦(判定負け)したWBA世界同級7位の桑原拓と、サウスポーのミニマム級ホープ・佐伯侑馬の2選手を相手に、スピード主体の軽めのスパーリングを8ラウンド行ったという。

 大橋会長は「世界戦に向けての最後のスパーリングです。色々ありましたが最高の出来でスパーリングを打ち上げました」とコメントした。

 井上は当初、昨年12月24日にIBF、WBO同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)と対戦予定だったが、グッドマンが左目上を負傷。興行は1月24日に延期されたが、グッドマンが再度負傷したっため、相手がキムに変更となった。

 キムは本来はグッドマン同じ右構えの選手だが、直近の試合ではサウスポーにスイッチして戦っている。そのため、オーソドックスの桑原と、サウスポーの佐伯の2選手をスパーリングパートナーに選択して対策を行った。

 また、井上はこの日、自身のSNSを更新。「試合まで残すところ10日

やっとここまで来た、、、慎重に慎重に過ごします」と報告した。

 戦績は、31歳の井上が28戦全勝(25KO)。32歳のキムが25戦21勝(13KO)2敗2分け。

 試合はLeminoで無料ライブ配信される。