中日の前ヘッドコーチ・片岡篤史氏が12日、高木豊氏のYouTubeチャンネルに登場。昨年8月13日、ヤクルトとの乱闘騒ぎについて真相を明かした。 中日が2点リードの九回に2イニング連続の死球を当てると、ヤクルト・嶋コーチが捕手の木下に何ら…

 中日の前ヘッドコーチ・片岡篤史氏が12日、高木豊氏のYouTubeチャンネルに登場。昨年8月13日、ヤクルトとの乱闘騒ぎについて真相を明かした。

 中日が2点リードの九回に2イニング連続の死球を当てると、ヤクルト・嶋コーチが捕手の木下に何らかの言葉を発し、不穏なムードに。中日ベンチから片岡ヘッドも出ると、高津監督が激昂して言い争いとなった。

 この時のやり取りについて、片岡氏は「当てた僕らが悪い。『何回目や?』とかになるじゃないですか。そうなったから、僕も立場的に出ていかないといけないじゃないですか。ほんなら高津監督が出てきた。向こうが怒るじゃないですか。『こっちは何も言うてへんよ』と。冷静でしたよ」と明かした。

 かつてあった報復死球などの存在についても言及。片岡氏は「わざとは当てない。全然、当てない。そういう風な野球してないから、当てにいったら(投手の調子が)おかしくなる。それで投球のバランスを崩すと聞いたこともあるし。今はそういう野球じゃない」と断言した。

 高木氏は自身の現役時代には故意死球があったことを認め、「キャッチャーに言われたことがある。『豊さん絶対に次のボールよけてください』、『とにかく僕信じてくれ』と。きたよ、ここに」とボールが体を目がけてきたことを明かした。

 片岡氏も「昔はあんまり打たれると、一球いっとけと。今はそういうのないから」と、繰り返した。