◆プロボクシング フェニックスバトル127 & ふじの国PROFESSIONAL BOXING6 ▽スーパーフェザー級(58・9キロ以下)8回戦 〇大畑俊平(判定)カルーン・ジャルピアンラード●(14日、東京・後楽園ホール) 2025年最初…

◆プロボクシング フェニックスバトル127 & ふじの国PROFESSIONAL BOXING6 ▽スーパーフェザー級(58・9キロ以下)8回戦 〇大畑俊平(判定)カルーン・ジャルピアンラード●(14日、東京・後楽園ホール)

 2025年最初の国内プロボクシング興行のメインイベントで、元日本ランカーの大畑俊平(駿河男児)が判定勝利を飾った。メインイベンターとして白星で締めたが、前半KO決着を狙っていただけに、試合後は「ダサいですね。ここから修業に入ります。特訓の日々を送ります」と反省しきりだった。

 対戦相手のカルーンは39歳で、ここまでの戦績は70戦55勝(29KO)15敗のベテラン。2016年9月に、ペッチバンボーン・ゴーキャットジムのリングネームで、現世界4団体スーパーバンタム級(55・3キロ以下)統一王者で、当時WBO世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)王者だった井上尚弥(大橋)に挑戦して10回KO負けしている。

 元世界ランカー相手に、ジャブでリズムを作りながら攻勢に出たが仕留めきれず「2ラウンドぐらいから崩すのが厳しいと正直思ってしまった。パンチやフェイントの種類を増やさないと倒せない」と課題を挙げた。試合後の控室では「勝ったら100点、負けたら0点と思っていたけど、勝っても0点ってあるんだな。もっと練習します」と苦笑しながら話した。

 24歳の大畑の戦績は5戦4勝(2KO)1敗。