◆大相撲初場所3日目(14日、東京・両国国技館) 大関・大の里(二所ノ関)が初日黒星から2連勝を飾った。立ち合いで起こされたが、幕内・隆の勝(常盤山)を追いかけ、押した。土俵際で倒されて、物言いの末、辛くも勝利。「勝ちを拾った相撲ではあった…

◆大相撲初場所3日目(14日、東京・両国国技館)

 大関・大の里(二所ノ関)が初日黒星から2連勝を飾った。立ち合いで起こされたが、幕内・隆の勝(常盤山)を追いかけ、押した。土俵際で倒されて、物言いの末、辛くも勝利。「勝ちを拾った相撲ではあった。明日また集中する」と、反省しきりだった。

 この日はしこ名の由来である元大関・大ノ里萬助の故郷、青森・藤崎町から約20人が訪れた。自身も先場所前に贈られた同町発祥のリンゴ「ふじ」が描かれた化粧まわしで土俵入り。大ノ里の親類である天内司さんは「化粧まわしをつけてくれてうれしかった」と喜んだ。以前から後援会発足を計画しており、平田博幸町長らは師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)とも会ったという。今後も雪国から大の里を応援していく。