◆大相撲初場所3日目(14日、東京・両国国技館) 2場所連続全休明けの横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜)は、元大関の西前頭筆頭・霧島(音羽山)を1分31秒の長い相撲の末に寄り切って、2勝目を挙げた。過去の対戦成績で12戦全勝と得意としている相手に苦…

◆大相撲初場所3日目(14日、東京・両国国技館)

 2場所連続全休明けの横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜)は、元大関の西前頭筆頭・霧島(音羽山)を1分31秒の長い相撲の末に寄り切って、2勝目を挙げた。過去の対戦成績で12戦全勝と得意としている相手に苦戦しながらも退け、白星を先行させた。初日、小結・若隆景(荒汐)にわずか1秒で不覚を取り不安な船出だったが、2日目に東前頭筆頭・隆の勝(常磐山)を必死の相撲で下し、この日も勝利を手にした。

 前日は「今場所は自分の中でやれることをやって、ダメだったらダメという思いは持っていた」と吐露し、並々ならぬ決意で土俵に上がっている。