ロッテの小島和哉投手(28)と高野脩汰投手(26)が14日、長崎で行っている自主トレを公開した。昨季限りでソフトバンクを引退した和田毅氏(43)の主宰。小島は「朝から晩まで気になることは聞いてますし、トレーニングで『もう少しこうやってした…

 ロッテの小島和哉投手(28)と高野脩汰投手(26)が14日、長崎で行っている自主トレを公開した。昨季限りでソフトバンクを引退した和田毅氏(43)の主宰。小島は「朝から晩まで気になることは聞いてますし、トレーニングで『もう少しこうやってしたほうがいいよ』というのも細かく丁寧教わっているので充実しています」と和田氏に感謝の思いを述べた。

 昨季10勝を挙げた佐々木朗希投手(23)がポスティングシステムによる米球界挑戦のため退団。大きな穴が空く形になったが、「穴を埋めるというより1人1人が最高のパフォーマンスを出したりとか、キャリアハイの数字を残せば。それが1つになってチームだ思う」とチーム一丸となって補う思いを明かした。

 自身は今季、シーズン170イニング、防御率2点台を目標に掲げる。「どちらかというとイニングを一番投げたいので、平均7(回)とか6とかは絶対に投げないといけないと思う。カード頭だったりを投げると思っているので、そこでしっかりとたくさん投げて、ですね」と自覚を示した。

 昨季まで2季連続開幕投手を務めた。今季は未定だが、開幕戦は敵地でのソフトバンク戦。昨季のソフトバンク戦は0勝2敗、防御率12・54と苦手にした。「ホークスに全然勝てていないので、ホークスに勝つことだけ考えて今練習している。そこで投げるかどうか分からないですけど、日本一を目指すにあたってしっかりと倒さないといけない」。昨季のリベンジの先に、リーグV、日本一を見据えた。