FC東京に今季、4年半ぶりに復帰した元日本代表MF橋本拳人(31)が14日、沖縄・国頭郡のキャンプ地からオンラインで取材に応じ、意気込みを語った。9日にスペイン2部エイバルからの加入が発表された橋本は「FC東京とは2年前くらいから話をして…
FC東京に今季、4年半ぶりに復帰した元日本代表MF橋本拳人(31)が14日、沖縄・国頭郡のキャンプ地からオンラインで取材に応じ、意気込みを語った。9日にスペイン2部エイバルからの加入が発表された橋本は「FC東京とは2年前くらいから話をしていた。今季はエイバルでなかなか試合に出られない状況もあり、東京からの熱いオファーもあったので覚悟を持って帰ってきた。自分を必要としてくれているという思いを聞いて心が動かされた。東京のことは常に気にかけていたが、なかなか優勝争いができていない中で、自分の力を出してタイトルを取りたいという思いが日に日に増してきた」と語った。
既にチームに合流しており「若い選手がたくさんいて、監督も変わり、練習の雰囲気はすごくいい感じでやれている。戻ってきたという感じよりも新しいチームに来た感じ。また新しいスタートを切るタイミングだったので、僕も一から競争があると思う。まずは自分のプレーを最大限アピールして貢献したい。早く順応したい」と印象を口にした。
下部組織で育ち、20年夏のロシア・ロストフへ移籍するまで長く在籍したFC東京への思いを「戻りたいという思いは常に持っていた。自分を育ててくれたクラブなので、常に気にしていた。ずっとは見られなかったが、結果だけは追っていて、去年は優勝争いできるチャンスはあったと思っていたが、もうちょっとだなという感じをいつも感じていた。今年こそは優勝争いをしていきたい。期待はすごく感じるのでプレッシャーもあるが、強みを生かしてチームの勝利に貢献したい」と語った。
背番号は18を背負う。「もちろんナオさん(石川直宏氏)の思い、(移籍した品田)愛斗の思いだったり、さらに18番という番号を重みのある番号にしていきたい」と力を込めた。サポーターに向け「僕の特徴である、気持ちのこもった熱いプレーを見せていきたい。早く味スタでプレーしたい」と熱く語った。