【メルボルン14日=吉松忠弘】男子テニスで、元世界ランキング4位、現76位の錦織圭(ユニクロ)が、2回戦を翌日に控え、約45分、フォームの確認などで汗を流した。錦織は12日に行われた1回戦で、2セットダウンで2本のマッチポイントを握られる…

 【メルボルン14日=吉松忠弘】男子テニスで、元世界ランキング4位、現76位の錦織圭(ユニクロ)が、2回戦を翌日に控え、約45分、フォームの確認などで汗を流した。錦織は12日に行われた1回戦で、2セットダウンで2本のマッチポイントを握られる崖っぷちから、4時間6分をかけて大逆転で、6年ぶりに1回戦を突破した。

 翌日の13日は、コート上の練習は完全休養に充てた。この日は、国別対抗戦デビス杯の添田豪監督らが球出しを行う中、球感覚やフォームの確認した。選手同士で行う実戦形式の練習はなかった。

 錦織は、2回戦で、同11位で第12シードのトミー・ポール(米国)と対戦する。ポールも、前日13日の1回戦で、4時間のフルセット試合を戦い抜いての2回戦進出だ。対戦成績は錦織の1勝0敗。2017年シティ・オープン(ワシントンDC)準々決勝で、逆転勝ちしている。