阪神の戸井零士内野手(19)が13日、地元の大阪・松原市文化会館で行われた「松原市二十歳の集い」に参加した。20歳の誓いはファームで打率3割、10本塁打を記録しての1軍デビュー。オフは“真冬の大冒険”で拠点を転々とし、技術向上のヒントをつ…

 阪神の戸井零士内野手(19)が13日、地元の大阪・松原市文化会館で行われた「松原市二十歳の集い」に参加した。20歳の誓いはファームで打率3割、10本塁打を記録しての1軍デビュー。オフは“真冬の大冒険”で拠点を転々とし、技術向上のヒントをつかんでいる。

 昨年12月は台湾のウインターリーグから帰国し、その足で東京へと向かった。2年連続でトレーニング施設での自主トレを敢行。「今年は長打も増やして、打率も残したい」。軸足の意識を右足から前の左足に変えたことで、打球を遠くに飛ばせるように改善した。

 帰阪後は同月24、25日のクリスマスに天理高の先輩でもある、オリックスの太田と中日の福永に弟子入り。「1軍レベルを見ることができて、モチベーションになりました」。打球音の違いを間近で体感。助言も受けながら、自身に足りない部分を再認識させられた。

 1月下旬にはロッテの荻野とも一日限りの自主トレ予定。「だいぶ冒険しました」と松原市のスターで、東京五輪スケートボード女子ストリート金メダリストの西矢椛にならい、“真冬の大冒険”をしている。「今年はやっぱり結果を出せるように頑張りたい」と冒険の成果を発揮する。