「テニス・全豪オープン」(13日、メルボルン) 世界ランキング51位の大坂なおみ(日本)は1回戦で同67位のキャロリン・ガルシア(フランス)と対戦し、2-1(6-3、3-6、6-3)で勝利。昨年の1回戦で敗れた相手に雪辱し、全豪では3年ぶ…
「テニス・全豪オープン」(13日、メルボルン)
世界ランキング51位の大坂なおみ(日本)は1回戦で同67位のキャロリン・ガルシア(フランス)と対戦し、2-1(6-3、3-6、6-3)で勝利。昨年の1回戦で敗れた相手に雪辱し、全豪では3年ぶり勝利となった。
第1セット、大坂は2-2の第5ゲームでブレークすると、主導権を渡すことなく6-3で先取。第2セットは第1ゲームをブレイクされると、そのまま流れを戻せず3-6で奪われた。
第3セットは1-1で迎えた第3ゲーム、相手のポイントに不服な態度を示し、いら立ちを隠せない様子も。だが、このゲームをデュースの末にブレークし、雄たけびをあげた。第4ゲームはブレークポイントを3つセーブした末にキープし、絶叫。第9ゲームもブレークし、試合を決めた。
昨年の1回戦と同じカードで、大坂にとってはストレート負けを喫していた相手との再戦。23年7月に第1子となる長女を出産し、昨年はブランクの影響もあった。ただ、新シーズンの開幕戦となった前週のASBクラシックでは準優勝となるなど、状態に自信をのぞかせていた。
大坂は2018年の全米オープンで四大大会初優勝を果たすと、翌2019年の全豪オープンで大会初優勝を飾り、21年にも2度目の全豪制覇を成し遂げている。