フランスのサッカー界のレジェンド、元フランス代表FWニコラ・アネルカ氏とMFクロード・マケレレ氏が、1月5日にカタールで行われた仏スーパー杯(トロフェ・デ・チャンピオンズ)のためにドーハを訪れ、カタールの印象などについて語った。アネルカ氏…
フランスのサッカー界のレジェンド、元フランス代表FWニコラ・アネルカ氏とMFクロード・マケレレ氏が、1月5日にカタールで行われた仏スーパー杯(トロフェ・デ・チャンピオンズ)のためにドーハを訪れ、カタールの印象などについて語った。アネルカ氏は「私はカタールが本当に好きです。本当に感謝しています。ここはいつも晴れていて、インフラも美しい。素晴らしい設備を備えた世界クラスの都市を建設するために多くの素晴らしい努力が払われており、それが表れています」と話した。
仏スーパー杯では、ふたりの古巣パリSGが、日本代表MF南野拓実を擁するモナコを1―0で破り、同大会13度目の優勝を達成した。3万9682人のファンがスタジアム974に詰めかけた試合を振り返り、アネルカ氏は「(2022年)カタールでのW杯は、この国の実力を世界中に披露しました。カタールがこのようなイベントを開催できるかどうか疑問視する人が多かったが、実際には大会史上最もよく組織されたW杯でした。この地域では何でも可能であり、偉大なことを成し遂げることができるということを人々に証明した」と称賛した。
またマケレレ氏は「W杯はカタールにとって多くのことを変えたと思います。このスポーツの成長を見てとても嬉しく思います。サッカーだけでなく、多くのスポーツ全般がそうです。最も重要なのは、カタールのサッカープロジェクトはすべて、支援を必要とするコミュニティに多額の投資を行う強力な社会的要素を備えていることです」と続けた。さらに「私はサッカーが大好きです。長年、世界のさまざまな場所でサッカーをしてきました。多くの人がカタールの例から学べると思います。ここでのトーナメントの開催方法は、ファンに臨場感あふれる体験を提供し、試合をするチームの一員であるかのような感覚を与えます」と語った。
2022年に中東で初のW杯を開催して以来、カタールは数多くの大規模なスポーツイベントを開催。ファンの入場者数とデジタルエンゲージメントの記録を更新したアジア杯カタール2023と、先月カタールW杯2022の2周年記念日に終了したFIFAインターコンチネンタル杯などが行われた。またFIFAはカタールが5回連続で開催するU―17W杯の日程を発表。これからのサッカー界を担う選手たちがプレーする大会は、2025年11月5日から22日の間に開催される。カタールは2025年、2029年、2033年にFIFAアラブ杯も開催する。