◆大相撲 ▽初場所2日目(13日、東京・両国国技館) 東十両13枚目・若碇(伊勢ノ海)が、西十両14枚目・大翔鵬(追手風)を蹴返しで下し、初日から連勝とした。 体重が自身より60キロ以上重い相手に対して「無理に前には出たくなかった。あのよう…
◆大相撲 ▽初場所2日目(13日、東京・両国国技館)
東十両13枚目・若碇(伊勢ノ海)が、西十両14枚目・大翔鵬(追手風)を蹴返しで下し、初日から連勝とした。
体重が自身より60キロ以上重い相手に対して「無理に前には出たくなかった。あのような蹴りも頭にはあった。小兵は何でもやらないと。押し合いにしたかったが、やはり相手が重かった」と振り返った。
珍しい決まり手にも「稽古では出し投げで崩して決めることはあったが、蹴りだけで決めたことはない」。相撲と並行して小学3年生から中学3年生まで習っていたという「柔道の経験が生きたかな」とうなずいた。
この日は成人の日。各地で20歳を祝うイベントが行われたが、来月20歳を迎える若碇は参加できず。それでも「師匠(伊勢ノ海親方・元幕内・北勝鬨)が食事会を開いてくださるので、それが楽しみ」と笑顔を浮かべた。