◆ラグビー ◇全国大学選手権決勝 帝京大 33(14―12、19―3)15 早大(13日・秩父宮) 帝京大(関東対抗戦2位)が早大(関東対抗戦1位)を33―15で下し、大会4連覇を達成した。FB小村真也(4年)は最後尾からチームの日本一に貢…

◆ラグビー ◇全国大学選手権決勝 帝京大 33(14―12、19―3)15 早大(13日・秩父宮)

 帝京大(関東対抗戦2位)が早大(関東対抗戦1位)を33―15で下し、大会4連覇を達成した。FB小村真也(4年)は最後尾からチームの日本一に貢献。祖父であり、元日本代表で伏見工(現・京都工学院)をラグビー界屈指の名門校に育てた“泣き虫先生”こと山口良治氏もスタンドから観戦した。

 同氏は試合後に取材に応じ、「早いものでもう(大学は)終わりですから、最後に本当にいい試合をしてくれて本当に良かったです。(試合後は)手を振ってくれました。本当に最後までけがもなく頑張ってくれて…。FBとしてゲーム分析がしっかりできていて良かったなと思いますね。本当にニュージーランド(ハミルトンボーイズ高に留学)に行かせた経験が良かったですね」と感慨深げに話した。

 大学で有終の美を飾り、次なる世界に挑戦することになる。山口氏は「(リーグワンの)トヨタに就職が決まったので。けがだけは…。けがをする前にやめてほしいな」と冗談を交えながら、孫の体を心から心配しつつも「頑張ってほしいですね」と、さらなる飛躍に期待していた。