JRAのクリストフ・ルメール騎手=栗東・フリー=が1月13日、中央競馬のレース終了後に自身のインスタグラムでライブ配信を行った。 同ライブでは今年の抱負や年末年始の過ごし方、音楽プロデューサーとして2月に初めてリリースするアルバムなど話題…
JRAのクリストフ・ルメール騎手=栗東・フリー=が1月13日、中央競馬のレース終了後に自身のインスタグラムでライブ配信を行った。
同ライブでは今年の抱負や年末年始の過ごし方、音楽プロデューサーとして2月に初めてリリースするアルバムなど話題は多岐に渡ったが、ファンが関心を寄せる「今年の期待馬」について語ったルメール。昨年の2冠牝馬チェルヴィニア、2023年のエリザベス女王杯覇者ブレイディヴェーグ、初騎乗の阪神Cで勝利に導いたナムラクレア、菊花賞馬アーバンシックと4頭の名前を挙げた。
なかでもナムラクレアには特に気合が入っている様子。「阪神Cはすごい脚を使ってくれた」と前走を振り返りつつ、「一番の目標は高松宮記念。まだ勝ったことがないから。勝っていないG1は、あとは大阪杯と朝日杯FS」と残り「3」まで迫っているJRA・G1コンプリートに意欲を見せた。ちなみに、完全制覇に残り「1」まで迫っている武豊騎手はホープフルSだけ未勝利だが、今年中にも日本のレジェンドを超える可能性も。
また、引退して種牡馬としてけい養されているイクイノックスに会ったことにも言及。ルメールは「僕の声と匂いを覚えていると思う。素晴らしい馬でした。きれいでしたし、ちょっとムキムキしていた」など久々の再会を楽しんだ様子だ。同じく種牡馬として活躍するオルフェーヴルは池添謙一騎手と会った際に蹴ってくる話題を振られると、「オルフェは頭がちょっと厳しいですね」と苦笑いしていた。
この日のライブでは、骨を固定しているプレートなどの除去手術のために開幕から2週連続で離脱していたことを報告したルメール。「休みの間に9本のボルトとプレートを外してきました。ドバイの手術の時は痛かったけど、今回(の手術)は軽かった。今週から乗れます」と1月18日から騎乗を再開することも明かした。