C大阪が13日、ブラジル出身のFWラファエル・ハットン=ECバイーア=と、同じくFWチアゴ・アンドラーデ=米・トロントFC=の加入を発表した。ハットンは期限付き移籍、チアゴは完全移籍での加入となった。 ハットンは2015年に期限付き移籍で…

 C大阪が13日、ブラジル出身のFWラファエル・ハットン=ECバイーア=と、同じくFWチアゴ・アンドラーデ=米・トロントFC=の加入を発表した。ハットンは期限付き移籍、チアゴは完全移籍での加入となった。

 ハットンは2015年に期限付き移籍で新潟に在籍。リーグ戦出場はなく、退団となっていた。その後、フランス1部トゥールーズなどで活躍。母国のブラジル、ウクライナなど、6か国でプレーした。背番号が9に決まったストライカーは「以前、1年間日本のチームに所属していたこともあったので、もう一度日本に帰ってプレーするというのが私の夢でした。かなえることができて本当にうれしい。たくさんゴールを決めて皆さんとともに最高のシーズンにしたい」とコメントした。

 米・トロントFCから移籍したチアゴは180センチと長身ストライカー。母国のブラジルをはじめ、アメリカ合衆国、中国と経験を積み、C大阪加入を決断。背番号は11に決まり、「チアゴと呼んでください。みなさんの仲間の一員としてチームに加入出来ることが本当にうれしい。今シーズン最後まで共に闘って行きましょう」とコメントした。

 クラブ創設30周年だった昨シーズンは10位に終わり、小菊昭雄監督が退任。21得点とチームをけん引したFWレオセアラは鹿島に移籍、FWカピシャーバは清水に加入し、3トップのストライカー2人が退団していた。仙台からFW中島元彦が復帰したが、新監督のアーサー・パパス監督は「魅力的で攻撃的なサッカー」を掲げているだけに、指揮官のサッカースタイルに対応できるFWを獲得したとみられる。