◆テニス ▽全豪オープン 第2日(13日、オーストラリア・メルボルン) 【メルボルン13日=吉松忠弘】世界ランキング65位の西岡良仁(ミキハウス)が2年ぶりに初戦を突破した。予選勝者で同231位のアジズ・ドゥーガズ(チュニジア)の強打に苦戦…

◆テニス ▽全豪オープン 第2日(13日、オーストラリア・メルボルン)

 【メルボルン13日=吉松忠弘】世界ランキング65位の西岡良仁(ミキハウス)が2年ぶりに初戦を突破した。予選勝者で同231位のアジズ・ドゥーガズ(チュニジア)の強打に苦戦しながらも、3-6、6-4、7-6、6-3の4セットで突き放した。

 相手の強打に、西岡は戸惑ったようだ。サーブもストロークも、強打で打ち込まれた。とても世界200位台の選手とは思えないショットの連発で、西岡は第4ゲームの自分のサービスゲームを落とし、後手に回った。

 第1セットは3-6で落としたが、そこからが経験で勝る西岡の本領発揮だ。緩い球、逆回転の球、ネットプレーなど織り交ぜ、リズムを変えてミスを誘った。西岡の2倍の決定打を奪われたが、凡ミスは西岡が相手の3分の1に抑え、安定感で上回った。