「和歌山グランプリ・G3」(13日、和歌山) 開設記念シリーズに今年も蝶野正洋(61)が来場。10R発売中に場内ステージで行われたトークショーに出演した。 今年もおなじみの「ガッデム!」を言いながら登壇すると、ステージ前に集結した競輪ファ…
「和歌山グランプリ・G3」(13日、和歌山)
開設記念シリーズに今年も蝶野正洋(61)が来場。10R発売中に場内ステージで行われたトークショーに出演した。
今年もおなじみの「ガッデム!」を言いながら登壇すると、ステージ前に集結した競輪ファンからは大歓声。昨年に続いて、以前から交流のある元競輪選手の山口幸二氏(56)がMCを務め、和やかな雰囲気でトークショーは進行された。
最近はプロレスの解説者としても活動。「3日前くらいから(解説者として話すことを)考えていますよ」と言うが、即座に「思っているだけですよ。若い選手が多くてよく分からないし…」と否定。続けて「最近は記憶が…」とトボけていた。
蝶野は社会貢献活動などに尽力をしており「救急救命活動でAED(自動体外式除細動器)の使い方を教えたりしていますね。そして、認知症についての活動もやっています」と明かす。「若年性認知症はなかなか気が付きにくいんです。朝に何を食べたか忘れたりとか…。もっと進行すると食べたことすら覚えていなくなるんです。自分も三つ以上もやることがあると、四つ目からは忘れたりとか(出発するときに)財布と鍵と携帯電話を持って出ようとすると、どれか一つを忘れたりとか」。ステージ前の観客もうなずきながら蝶野の話に聞き入っていたら「きれいな女性がいると家庭を忘れて…」とつぶやくと、山口氏が「それは(認知症ではなくて)本能じゃないですか」と突っ込んでいた。
トークショー後に蝶野はデイリースポーツの取材を応じた。蝶野といえば『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の大みそかに以前、放映されていたとが「笑ってはいけないシリーズ」でのビンタ。「あれは(月亭)方正君がすごいんですよ。台本には登場の『ガッテム!』と締めの『ビンタ』しか書いていなんです。だから方正君がいろいろアドリブで言ってきて、それを自分が言い返すって感じなんですよ」と月亭方正のアドリブ力を高く評価していた。