ダニエル太郎、全豪オープン2年ぶりの初戦突破ならず 現地1月13日、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)男子シングルス1回戦が行われ、ダニエル太郎(エイブル/世界ランク113位)は、ワイル…

ダニエル太郎、全豪オープン2年ぶりの初戦突破ならず
現地1月13日、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)男子シングルス1回戦が行われ、ダニエル太郎(エイブル/世界ランク113位)は、ワイルドカード(主催者推薦)で出場のトリスタン・スクールケイト(オーストラリア/同173位)に7-6(6),6-7(4),1-6,4-6で敗れ、2年ぶりの初戦突破とはならなかった。

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5年連続7度目の全豪オープン出場となった31歳のダニエルは、2年ぶりの初戦突破へ1回戦ではスクールケイトと対戦。両者は、昨年の全米オープン1回戦で対戦し、ダニエルは6-4,6-4,4-6,6-7(6),4-6と2セットアップから敗戦を喫している。

2度目の対戦となったこの日、第1セットでは一進一退の攻防が続いてタイブレークに突入。ミニブレークを許したダニエルは、3-6と先にセットポイントを握られてしまう。しかし、ここから自身のサーブでポイントを奪うと、5-6ではスクールケイトの攻撃を守り切って追いつく。さらに6-6-で2度目のミニブレークに成功。続くポイントも獲得し、3本のセットポイントを防いで7-6(6)で第1セットを奪った。

第1セットから一転、第2セットは互いにブレークポイントを与えずサービスキープする展開。再びタイブレークとなり、ダニエルは一歩及ばず6-7(4)でセットを落とす。さらに、第3セットも最初のサービスゲームを失うと、チャンスを活かしきれずに第6ゲームで2度目のブレークを許して、1-6とセットを連取された。

巻き返しを図りたいダニエルだったが、第4セットでは、第7ゲームでのピンチを防いだものの、第9ゲームで0-40と再びスクールケイトにチャンス。ダニエルはこれを守り切れず、そのまま4-6と2年ぶりの全豪オープン初戦突破とはならなかった。

全米オープンに続いてダニエルを破ったスクールケイトは、2回戦で第1シードのヤニック・シナー(イタリア/同1位)に挑む。