◆プロボクシング フェニックスバトル127 & ふじの国PROFESSIONAL BOXING6 ▽59・5キロ契約8回戦 木村蓮太朗―竹本雄利(14日、東京・後楽園ホール) 59・5キロ契約8回戦の前日計量が13日、東京・文京区の日本ボク…

◆プロボクシング フェニックスバトル127 & ふじの国PROFESSIONAL BOXING6 ▽59・5キロ契約8回戦 木村蓮太朗―竹本雄利(14日、東京・後楽園ホール)

 59・5キロ契約8回戦の前日計量が13日、東京・文京区の日本ボクシングコミッションで行われ、木村蓮太朗(駿河男児)、竹本雄利(クラトキ)がともに59・4キロでクリアした。

 計量後、取材に応じた木村は「今年は勝負の年。ここまで圧倒するんだなという力の差を見せて、今年1年進んでいきたい」と意気込みを語った。

 東洋大の元主将でアマチュア3冠の実績を持つ木村は、日本フェザー級(57・1キロ以下)1位だった昨年5月、契約体重58・0キロで8回戦を戦ったが、前日計量で1・5キロのオーバーとなった。相手も300グラム超過。当日計量をクリアして試合は行われ、木村は初回KO勝ちしたが、その後、日本ボクシングコミッションから6か月のライセンス停止処分を受けた。

 今回が再起戦。前日計量を100グラムアンダーでクリアし「2度と同じ失敗をしないよう、今回は2か月半くらい余裕をもって減量したので、すんなり落ちた。コンディションはプロになって一番いい」と話した。古傷の左拳も「前回の試合まで顔も打てない感じだったが、今回は治っている。調子はいい」という。

 今後はスーパーフェザー級(58・9キロ以下)で戦っていく意向。前回の試合直後は、進退も明言していなかったが「気持ち的にいろんな回り道をしたが、応援してくれいている人たちに『応援してよかった』と思ってもらえるように頑張ろうと思った。昨年10月からの3か月は徹底して練習した。すごく濃い時間で充実していた。こうなったらもう負けるつもりもない。今年中にも何かのタイトルをとって、いろんなタイトルをとっていきたい」と決意を新たにした。

 戦績は27歳の木村が8勝(4KO)1敗、28歳の竹本が9勝(5KO)3敗1分け。

 試合は「FOD」でライブ配信される。