「大相撲初場所・2日目」(13日、両国国技館) 元幕内で東三段目4枚目の炎鵬(伊勢ケ浜)が、豊雅将(時津風)と対戦。押し倒され、黒星発進となった。 まともに当たったが、圧力に負け、一方的に後退し粘れなかった。「立ち合いが弱かった」と敗因を…
「大相撲初場所・2日目」(13日、両国国技館)
元幕内で東三段目4枚目の炎鵬(伊勢ケ浜)が、豊雅将(時津風)と対戦。押し倒され、黒星発進となった。
まともに当たったが、圧力に負け、一方的に後退し粘れなかった。「立ち合いが弱かった」と敗因を語り、「いい緊張感で土俵に上がれた。しっかり準備できたけど、相撲はひどかったですね」と悔しそうに語った。
この元日で、故郷の石川を襲った能登半島地震から丸1年。「早いものだと思います」と神妙な顔を浮かべた。今年の目標を問われると「まずはケガなく1年無事に土俵に上がりたい。目標はまだまだあります」と話した。
脊髄損傷の大ケガから復帰して4場所目。直近3場所は全て6勝1敗の成績で、番付を戻してきた。この日も国技館の観客からは大きな声援を集め「(関取から)落ちて時間がたっても、応援してもらえるのは喜びです」と感謝を口にし、次の一番へ視線を向けた。