昨秋巨人から戦力外通告を受けた菊田拡和内野手(23)が13日、今年から加入する社会人チーム・ミキハウスの全体練習に初合流した。 キャッチボール前の円陣では声出しを行い、既にチームに溶け込んだ様子。キャッチボールやサーキットメニューをこなし…

 昨秋巨人から戦力外通告を受けた菊田拡和内野手(23)が13日、今年から加入する社会人チーム・ミキハウスの全体練習に初合流した。

 キャッチボール前の円陣では声出しを行い、既にチームに溶け込んだ様子。キャッチボールやサーキットメニューをこなして汗を流した。

 トライアウトを受けるもNPB球団からオファーは届かず。縁があってミキハウスへの入社を決断した。「練習からきつかった」と顔をしかめながらも、充実した表情を見せた。23歳で歩み出した第2の野球人生。都市対抗では古巣の本拠地・東京ドームで試合ができることもあり「1年目から貢献したい。(東京ドームは)プロ時代にやったことがあるところ。戻りたい」と活躍を誓った。

 昨年には2015年巨人ドラフト1位からスカウトとなり、再び現役復帰した桜井俊貴投手(31)が加入。2018年巨人ドラフト1位で昨秋戦力外通告を受けた高橋優貴投手(27)も今年から入社し、ミキハウスでは3人の元巨人選手が在籍する。陣田匡人監督(46)は「(3人には)プレー以外のところなどでも見習うことが多くある。2大大会でベスト8を通過点としてやっていきたい」と力を込めた。