◆バレーボール ▼イタリア1部リーグ(セリエA) ペルージャ2(25―20、20―25、25―18、21―25、22―24)3トレンティーノ(12日、イタリア・ペルージャ) 【パラバルトン(イタリア)12日=倉石千種】男子日本代表の石川祐希…

◆バレーボール ▼イタリア1部リーグ(セリエA) ペルージャ2(25―20、20―25、25―18、21―25、22―24)3トレンティーノ(12日、イタリア・ペルージャ)

 【パラバルトン(イタリア)12日=倉石千種】男子日本代表の石川祐希が所属する首位のペルージャは、ホームで同2位のトレンティーノにセットカウント2―3で競り負けた。ペルージャは勝ち点42で首位は守ったものの、今季初めての黒星で開幕からの連勝は15でストップ。トレンティーノは13勝目(2敗)を挙げ、勝ち点38に積んだ。

 第1セット(S)後半から途中出場した石川は、スパイクなどでチーム2位の15得点を挙げた。第2Sから第5S途中まで先発したが、セットカウント2―2の第5Sの9―10の場面で、相手のサーブをレシーブした後に体勢を崩した。左足首付近に手で触れ、痛そうな表情。立ち上がって自らの足で歩いてベンチに下がり、代わりにセメニウクがコートに入った。その後、ペルージャは17―16の場面で、チーム最多17得点のプロトニツキがサーブの後、右脚を痛めた様子で負傷交代。思わぬアクシデントが続き、主力を欠いたペルージャが最後は力尽き、22―24で取られた。

 石川は試合後すぐにコートを後にし、コメントは残さなかった。15日に欧州チャンピオンズ・リーグのチェスケー・ブジェヨヴィツェ戦(チェコ)が控えるが、クラブの広報は、石川の状態についてチームドクターに確認するとした。